2008年8月22日の日記
『上野、炎の318球!、2試合21回完投!』
新聞の見出しに躍る見出し
昨日のオーストラリア戦、
7回2アウト。あと一人で決勝進出が決まるというとき、
土壇場で打たれた同点ホームラン。
サウナの中に溜息が漏れる。
サウナの熱気か応援の熱気か
熱気に耐えられず、サウナを出る。
そこから一時の時間が流れ、
ソフトボールの結果を見ようとケータイを開く。
延長12回、まだ試合が続いている。
マウンド上には依然として先発上野。
惜しくも敗れたが、
午前中のアメリカ戦でも延長9回を完投している。
結局、この日上野選手は2試合とも完投
しかも2試合とも延長戦
この日上野選手が投げた球数318球
高校野球のルールを変えた松坂(横浜高校)がPL学園戦(延長17回)で投げた球数が250球
それを凌ぐ球数を、1点を争う緊張感の中で投げ続けた
そして今日、テレビをつけるとまた上野選手が投げている
今日はアメリカとの決勝戦
これまでのオリンピックはすべてアメリカ優勝
2012年のロンドン大会からはソフトボールという競技自体が無くなるらしい
このオリンピックで最後になるかもしれないソフトボール
その重要な試合のマウンドをひとりで守り続けてきた上野選手
ていうか他には投手はいないのか!?
3-1
日本優勝!!
ソフトボールが競技となる最後のオリンピックでの優勝!
でも
それよりもトップアスリートのすごさを見た気がした。
そして感動した。
13年越しの五輪連覇
本当におめでとうございます
そして、ふたたび、感動をありがとう
(LINDBERG 『every little thing every precious thing』)
〜スタジアムにひびきわたる歓声を吸いこんであなたはゆっくり立ち上がる〜