https://www.nikkansports.com/baseball/news/202111040001103.html
新庄剛さんが日本ハムの監督に就任した、というニュースが駆け巡った。
軟派なイメージを持たれているけど、
よくよく見ていると、ちゃんと考えて行動していること、
そして相手に対して気遣いができる人だろうなというイメージがあった。
今回の就任にあたっても、
ド派手な赤スーツに大きい襟のシャツというカッコで登場、
いろいろな公約をぶち上げているなと思った。
そして明るいキャラクターは見習いたいものがある。
以下引用
「僕がプロ野球を変えていきたい」。日本ハム新庄剛志新監督(49)が4日、就任会見で、ぶち上げた数々の改革案とは? 「暴れまっせ、ホンマに!乞うご期待!」。間もなく“新庄劇場”第2章開幕-。目指すは「世界一の球団、世界一のチーム」だ。
<1>呼び名はBIGBOSS
「(監督は)イメージ的には堅い。まじめな顔して腕組んでやっているようなイメージですけど、これからは僕が監督像というものを変えていきます。『監督』って皆さん、呼ばないでください。ビッグボース! ビッグボース! でお願いします。ビッグボスが好きなんですよ。新庄監督とかいらない。監督っぽいじゃないですか。ビッグボスでお願いします。選手も。(以前住んでいた)インドネシアのバリ島で呼ばれてたんですよ」
<2>球場を超満員に
「(外から見たプロ野球は)コロナという、こういう時代で、ファンが球場に足を運べなかったんで、ちょっと暗かったような印象はあります。でも、僕が帰ってきたからにはコロナはなくなり、球場満員になります! そういう運命なんで、僕は」
<3>メンタル強化
「メンタル的なものに関しては、ものすごく引き出す力が自分にはあると思う。(選手を変えるには)やっぱり、気持ちの面。プロ野球に入ってくる選手のレベルは、ほぼ一緒なので」
<4>スター輩出
「チームに投手3人、野手4人のタレントを作り上げていけば、楽しいチームになる。タレントとは、全国に名前も背番号も顔も覚えてもらえているということ。(そういう選手が増えれば)その時は、もう、チームが強くなっている」
<5>レギュラー白紙
「全員がドラフトにかかった選手だと思っている。レギュラーなんて1人も決まっていません。新人、2年目、3年目の選手がキャンプで伸びた時、全部若い選手で固めるかもしれない。開幕投手が誰とか全く決めてない。今年入ったドラフト1位の子が、開幕投手で投げているかもしれない。そういった争いを、どんどんさせたい。厳しくはなると思います。皆で楽しく厳しく。そういう気持ちで、オフシーズンは過ごしておいてください」
<6>トライアウトで自分獲得?
「実は今年1年、野球の勉強をしながら体をつくってきました。あと1回、トライアウトを受けるチャンスがあるので、それは今ちょっと、考えています。そこで監督の僕が『あの選手(新庄)いいやん、採ったろうかな』っていう考えは、ちょっと頭の中にはあります。あとは、球団と話し合います」
<7>試合中にインスタライブ!?
「SNSについては、球団の方と話し合いをして、至らんことをよくあげるから、その辺ちょっとルールをつくってもらって。本当はね、今の時代、SNSって、ものすごく大事なものだと思うんですよ。だから、できたら試合中にインスタライブとかさせてもらったら最高かな」
<8>天井から登場
「これねえ…よその球団に、パクられたくないから言いたくないんだけど。天井から降りたいなとは思うね! しかも、オレだけじゃなく、選手も一緒にね!」
<9>背番号1継承者
「僕のイメージって言ったら、やっぱり『1番』じゃないですか。その『1番』を着けたい気持ちもあるんですけど、やっぱり主役は選手。スター候補を僕が育てて、その子に『1番』を着けてもらいたい。その子たちが育つまでは、僕が『1番』つけまーす! ありがとうございまーす! まずは僕がつけまーす! 目立ちまーす!(笑い)」
<10>ユニホーム一新?
「ユニホームは、チームの強さ、オーラを出すもの。個人的には、今のは、あまり好きではない。06年の時の方が、オーラがあった。新しいユニホームの案を僕が出して、変えてくださいとオファーを出す。球団の方は取り入れてくれると思うので、それを期待して。皆さんも、新しいユニホームを期待してもらったらうれしい」
<11>無安打で点を取る
「ヒットを打たなくても、点は取れるんだぞという作戦面での面白さ(を教えたい)。こんなやり方があるんだというのを、発信したい。そのためには選手が、僕の考えをしっかり把握して、付いて来てもらわないと」
<12>人間教育の徹底
「人間性というのは大事。人の悪口を言わない。『いただきます』『ありがとうございました』を言える選手を育てていきたい。僕は、ちゃらんぽらんにしていますけど、上下関係は、ちっちゃいころから、親の教育でしっかりしたものを持っている。森本稀哲は、プライベートから一緒に住んで、人間性を変えて。そしたらレギュラーを取り、気が付いたら1億円プレーヤー。今は素晴らしい大人になっている」
<13>GMとも仲良く
「大抵の球団は、GMと監督は仲が悪いと思う。でも、この球団は違います。僕は、あっちゃん(稲葉)と会った時に『GM? う~ん(首を振る)。あなたはGM兼左打者専用の打撃コーチを、ジャージーを着てやってください。僕も監督兼外野守備コーチという気持ちでやる』と。日本ハムの新しいチームは、何でもトライしていくチームにしていきます」
<14>新庄本のススメ
「僕は、ちょっと他の選手とは頭の中が違うんです。いろいろなコーチ、選手、先輩と話しても、話がよく合わなかったんですよ。だから(自分の考えを)早く選手にインプットしてもらいたい。自分の考えを、本にして渡そうかな。この本を読んで、新庄剛志というものを早く知ってくれって渡していきます」
<15>優勝、目指さない
「優勝なんかは、僕は一切目指しません。高い目標を持ちすぎると、選手というものはうまくいかない。1日1日、地味な練習を積み重ねて、何げない試合、何げない1日を過ごして勝ちました。勝った、勝った、勝った、勝った。それで9月あたりに優勝争いをしてたら」
相変わらず、強烈なインパクトを残す。
そういう人も必ず必要だと思う。